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PMDD期の思考回路について

 以前、生理前の身体症状と精神症状について説明しました。今日は、私の生理前の頭の中の状況を具体的に話してみようと思います。


 PMDD期って、本来の自分じゃないと思うんです。というか、すごく嫌なダークな人間が自分から出てくるので…正直自分だと思うのが怖い。


 普段の私が天使だとしたらPMDD期の私は悪魔。どういうところが悪魔なのかというと…
例)普段の私
   →喋りたい!旅行したい!おしゃれしたい!
  おしゃれして化粧して友達と遊ぶ!
   →友達と遊べて楽しかったまた会いたいと思う

  PMDD期の私
   →誰とも会いたくない。化粧するのも面倒。
  髪ボサボサですっぴん眼鏡。ひきこもり
   →友達から遊びの誘いが来たら断る

といったような感じで全く別人のようになります。
月の半分ずつで元気な自分がどっかに行ってしまっている状態?って感じです。PMDD期の私はとにかく不安で魂が分裂しているような感覚です。寂しい、怖い、悲しい、嫌悪感、焦燥感、自責感という感情しか残らず、幸福感とか満足感が感じられなくなります。これは、自分でどうにかしようとしてもどうにもなりません。


●次の日が仕事の時の私
就寝時間0時→寝れずに2時まで携帯触る→目を瞑って3時頃眠りにつく→寝ていても、悪夢を見る(殺す、殺される、逃げる、迷う、落ちるなど)→5時頃尿意で目が覚める(頻尿になる)→眠る→悪夢→7時にアラームで目が覚める→頭がぼーっとして体が重く起き上がれない→7時20分やっと起床→20分で準備して7時40分に家を出る
 という朝の流れなのですが、まず寝れてないのと眠っていても悪夢を見ているので寝起きは最悪な気分です。

●朝礼時の私
朝、100人程が集まる朝礼では自分が話すわけでもないのに極度に緊張して息が苦しくなる。逃げられない状況、帰れない状況に恐怖を感じる
(一度朝礼時に動悸と呼吸困難で倒れたことがあります。この時もパニック発作でした。)

●日中の私
とにかく眠い、集中力も記憶力もなく判断力も低下していて人との会話がちゃんと成り立たないし、仕事中ミスが多い

●仕事終わりの私
今日のミスを思い出して嫌になる、あの時ああ言えばよかったなどコミュニケーションについて反省、出来ない自分を責める、クタクタになっている

●帰宅後の私
夕食作る気力がない→なんで私が作らないといけないの?→お腹すいた何か食べたい→何もしたく無い、出来ない、情けない

●夜の私
お風呂に入るのも面倒、億劫→喋りたくない→ひとりになりたい→嫌な出来事、トラウマが急にフラッシュバックして不安になりパニックになる→発作が起こる(死にたくなる、消えたくなる)→悲しくなり涙が止まらない→泣き疲れて無になる


 ざっとこんな感じです。頭の中にグルグル色んな考えや感情が浮かんできて自分で処理しきれなくなるんですよね。本当はどう考えるべきか、自分の考えが間違っているかもしれないとか考える余裕もありません。ましてや、自分の考えを否定されたり、「おかしい、間違ってる、変」と言われた時には、不安の感情が溢れかえってしまって収集つかなくなります。そして、呼吸が浅く頻呼吸になって、ワーッとどこにぶつけていいのかわからない感情達が全身を巡って体が勝手に暴れまわします。これが私のパニック発作です。体が勝手にというのは不随意的なことではなく、自制が利かなくなるということです。パニック発作は人によって異なるので、あくまで私の場合です。


 本当に症状も人それぞれですが、PMDDの人は結構こういう思考回路になりがちな気がします。少し鬱病に似た感じかなと。自分を責めてしまう、やらなきゃいけないと思ってしまう、出来ない事はダメだと思うという考えを持った人が多いのでは…?そういう性格だからPMDDになりやすいのか、PMDDになったからそういう考えが大きく出てしまっているのかわかりませんが、思考回路に似たような傾向があることは確かだと思います。


 最近の私の取り組みは、褒め療法を行なっています。「休みの日にしっかり休めた!」「食器洗いができた!」「ご飯が食べれた!」など、出来ない事に目を向けるのではなく、自分が出来た事を褒めることです。それでいいのだと思えるようになり、自分が生きている事だけで素晴らしい事なのだと思えるようになってきました。褒め療法はとても良い治療法だと思います。しかし、発作時に起こる「死にたい」という感情が消えるわけではなく、やはりそこは精神薬で対処しなければならないみたいです。悔しいですが。


 私の体は毎月少しずつ回復しているように思います。いつか、PMDDを上手にコントロールして、仕事復帰できるようになりたいです。病院としっかり向き合ってこれからも治療に専念したいと思います。

 長文読んでくださりありがとうございました!