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私はアダルトチルドレン?

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 アダルトチルドレンとは、「子ども時代に、親との関係で何らかのトラウマを負ったと考えている成人」のこと。自己認識の概念であり、医学的な診断名ではない。


 私はアダルトチルドレンじゃないかと夫から言われました。小さい頃の経験談をお話しします。


 私は両親が26歳の時に産まれ、2歳下の弟がいます。
 4歳の時です。私は、父からDVを受けている母の姿を見てしまいました。実際に父親から虐待を受けたこともあります。泣くと「泣くな!」と怒鳴られ、髪を引っ張られたり足を持たれて引きずられたり…
 また、両親の離婚後に祖父母の家に避難しましたが、今度はストレスからか母から私への理不尽な八つ当たり、過度な叱り、罰、説教を受けるようになりました。
 普段は優しい母なので、怒った時は凄く怖い印象でした。私が物を無くしてしまったり、壊してしまったりした時に、ゲンコツをされた後、外に裸足のまま放り出され家の鍵を閉められたことがありました。寒い雪が積もる冬です。泣きながら何度も謝ったのを覚えています。
 その時は「自分が悪いから怒られたんだ。家の中に入れてもらえなくても仕方ないんだ。ごめんなさい。」と思っていました。
 でも、今思うと子供が物を壊してしまうのは仕方ない事なのでは?と思いますし、しつけにしては罰が酷すぎます。

 またある時、花火を見るために体の小さい私は弟と一緒に灯油缶の上に乗って窓から外を覗きました。すると足を滑らせた弟が転ぶと同時に灯油缶を倒してしまいました。灯油缶から灯油がドボドボと流れて階段下まで灯油で水浸しになってしまいました。蓋が閉まっていなかったことに気づきませんでした。弟の泣き声で灯油に気づいた母は、「何で灯油撒き散らしたの?火事になるの分からないの?」「なんで⚪︎⚪︎(弟)泣いてるの?喧嘩して倒したんでしょ?」と怒鳴りました。
 私は自分がやったわけでもないし、灯油缶の蓋を開けていないので誰か大人が閉め忘れていたのもわかっていたし、弟が転んだわけで、弟は泣いているし…私は誰かのせいにすることも出来ないし、上手く説明も出来ないということもわかっていました。もう自分が怒られようと思い、まず最初に「ごめんなさい」と謝りました。一番被害が少ない選択をしたつもりでした。「まずはごめんなさいでしょ?」といつもしつけをされていたので…
母は「お前か?これ、誰が片付けると思ってるの?ねぇ、火事になって皆死んだらどうするつもり?」と私を責めました。そして灯油まみれの服を脱がされて裸にされた私は真っ暗な室(床下漬物室)に閉じ込められました。「反省するまでださないからね!」と言われました。もう反省していたのに…真っ暗が怖くて、母が怖くて泣きました。
 子供に理由も聞かず、ましてや大人のミスでそのような事故を起こしてしまったのに子供をそこまで叱りますか?今では虐待と言われるレベルです。
 トラウマだからでしょうか?4歳〜の記憶が今でもはっきり残っています。成人してからは母のことを怖いと思うことはなくなりましたが、『誰かを怒らせたり、誰かに嫌われたり、誰かのせいにしたり』ということがとても嫌でNOが言えず、周りに合わせて行動するようになりました。

アダルトチルドレンの特徴
・周囲が期待しているように振る舞おうとする
・何もしない完璧主義者である
・尊大で誇大的な考え(や妄想)を抱いている
・「NO」が言えない
・しがみつきと愛情を混同する
・被害妄想におちいりやすい
・表情に乏しい
・楽しめない、遊べない
・フリをする
・環境の変化を嫌う
・他人に承認されることを渇望し、さびしがる
・自己処罰に嗜癖している
抑うつ的で無力感を訴える。その一方で心身症嗜癖行動に走りやすい
離人感がともないやすい


↑説明すると長くなるので省略しますが、私はこの特徴ほとんど全てに当てはまります。成長過程や家庭環境により、回避出来なかった事柄については克服出来た部分もあるかと思います。例えば、『楽しむ。遊ぶ。表情豊か。環境の変化に適応する。』などは私の交友関係や転勤族という環境下により克服出来ました。しかし、自分を愛せなかったり、自分を認めることが出来なかったり、ミスをした時に自分へ罰を与えたり、大丈夫なフリをしたりなどは改善できていません。



 私はこれからの人生、自分を認めるために自分のために生きていこうと思いました。
 私の夫がそれを望んでいるからです。
「はなは自分自身を大切に生きて。俺の事はいいから、俺はいつでもポジティブに生きてるから大丈夫だよ。俺もはなを大事にしながら生きるよ。」
 夫を幸せにするためにはまずは自分を大切にすることが大事みたい。私が私らしくいてくれることが幸せだと言ってくれました。ありがたいです。
 もっと自分のために生きられるように、まずは好きなことを沢山みつけていきたいです!そして、好きなことを沢山やっていきたいです!それも、夫に認めてもらいたいという承認欲求なのかもしれませんが…



 それでいいのです…
 最近プーさんの本に癒されているはなでした。